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タイの夏２００１
その２

パンガン２日目の朝、ガタガタ屋根の上がうるさい。カラスでも散歩しているのかと思ったら、猿がだった。野生の猿は初めてだ。餌を求めて人の居るところにも来るようになったのか？猿はバンガローの横の木の実を悠然と食べていった。ゆっくり寝ようと思ったが起こされてしまった。

レストランに行くのもまだちょっと早い。まだ体は日本時間。またみんなで貝拾いに出かける。今年は去年より貝が少ない感じがする。島ではビーチに行くと必ず犬が寄ってくる。打ち上げられたクラゲを見つけ、妻と子供は棒でクラゲを突っついて遊んでいた。

マミちゃん達を誘い海を眺めながら朝食。この朝のひととき、すがすがしい気分にしてくれる。紅茶を飲み、トーストを食べる。しかし子供達は食事より遊びに行きたくてしょうがない。ゆっくり食事を楽しむなんてさせてくれない。

レストランの下の崖を降りていくとすぐ海に出る。子供達は「秘密基地」と呼んで遊んでいる。確かにジャングルの中の・・と言うような感じで楽しい。自分も子供達と一緒に子供に返って「秘密基地」を楽しんだ。

朝食が終わると子供達はすぐ「ビーチに行こう！」という。まだ日差しの弱い、人の少ない時間にビーチに行くのが、子連れ旅だ。バンガローの林の中、朝日の木漏れ日を抜けてビーチに向かう。

チキンコーナーを抜けビーチに出る。トミーズの先の椰子の木の下にゴザを敷く。海は青く砂は白い。人もまだ少ない。

真奈里は海に浮かんでくつろいでいる。ちょっと教えてやるだけでうまく浮かべるようになった。去年ほどクラゲが少ないのでまだ海の中で遊べる。そういえばタイ人が服のまま海に入る理由の一つとしてクラゲ対策という話を聞いた。 さあ、お昼にはまたソムタム、カオニャオ、カイヤーンかな？

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